World Walker

神に等しき者

引き寄せられる『終末の光』。

しかし引き寄せた所で、それを吸い込もうとしているのはりせのような娘の手の中に収まるような小さな光だ。

世界を滅ぼすほどの破壊力を秘めた『終末の光』を吸収するには時間を要する。

「うぐぅうぅぅっ…!」

その衝撃に歯を食い縛るりせ。

少しずつ光の中に吸い込んではいるものの、『終末の光』の放つ余波は大地の岩盤を捲れ上がらせ、亀裂を走らせ、地盤を揺るがし、大気すら不安定にさせ、闇一色でしかない魔界の空すらも炎のように赤く染め上げる。

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