World Walker
幕間
机の上の電話が鳴る。

手を延ばし、受話器を取り。

「もしもし?」

30代後半の男は言った。

どこにでもいそうな普通の男性で、年齢よりはやや若く見える。

『あ…もしもし?マー君?』

受話器の向こうの彼女は、いつもと違う重苦しい声を出した。

『辿り着いたわ…目的の世界よ』

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