透明少女 ~フタリキリ~
そうして訪れた三日目は、二日目と何も変わらなかった。

あたしは透明なままで、月乃が食べ物を盗ってきて、パパに電話してケンカして…

寝る前にもう一度、地下室に下りて、おじいちゃんの日記を読み返した。

あたしにはチンプンカンプンだった。

月乃はいきなり泣き出した。
< 91 / 223 >

この作品をシェア

pagetop