キミに会いたい

あの日から数日後、私は毎日のように朝餉を作って夜城さんがいる八百屋で看板娘として働いていた。

ちなみに、あの日の翌朝に渉は私の機嫌を治そうと必死だった。

最後は、ぶっきらぼうに花を一輪採ってくるもんだから許してしまった。

その時の言葉が

「‥だいっきらい、って言ったの撤回しろ。」だって!


可愛いらしい花を一輪手渡してくるのに耳まで赤くなってる上に顔を背けながら言うんだから、素直じゃないよね♪


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