おれんじ
私はじっと男の人の顔を見つめる。
…………というか他にやることがない。
不思議とこの男の人との空間が
私の心をなごませてくれて嫌な空気ではなかった。
最近色々あって疲れてたからなー……。
あ、眠くなって…………。
ガシッッッ!!!!
ーーー男の人に突然腕を掴まれた。
「えっ?わあっっ!!!!」
何ともアホな声と同時に
腕を引っ張られ床にくみしかられる私の姿。
その上には綺麗な男の人。
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