スイートペットライフ
「さて、ミィ。食事が終わったら出かけるよ」

「あの?私今日はもう、部屋でゆっくりしたいんですけど」

「あーダメダメ。今日は用事が目白押し。今日の日をどれだけ僕が待ってたと思ってんの?もう毎日眠れなくてさ~」

嬉々として語っているこの三八歳の少年を誰かどうにかしてください。

「はい、わかりました。仰せの通りに」

もう逆らう気力も残ってない。
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