片想連鎖 ~伝えたい心~
--- 次の日の朝。
俺は昨日の昼間とは真逆な位の晴れやかな気分だった。
きっと今、効果音を付けるとしたら”ルンルン”じゃないかなと思う。
俺が満面の笑みで歩いているからなのか、すれ違う同じ学校のやつらは、高い確率で俺を二度見してくる。
もしかして、俺、ヤバい奴?
んな事ぁどうでもいいかっ
とか思いながら歩みを進めていると、校門の所に明奈達が歩いているのが見えたんだ。
朝から会えるとかラッキー!
そう思った後、俺は直ぐに行動に移した。
「ムラムラ!はよーっス!」
俺はまず、絡みやすいムラムラの頭を叩きながら声をかけたんだ。
その後、明奈や山口にも挨拶をしたが、返事を聞く前にムラムラからの思わぬ反撃を脇腹にくらった。
イッテーー…!!
思わず息飲んじまったっっ
ホント女かコイツ!!
それから山口と挨拶を済ませ、ムラムラと3人で話をしていたが、明奈は挨拶を返す事なくシカトぶっこいていた…。