誠につもる白雪かな
第一章

二 未来から来た救世主

春は花 


いざ見にごんせ東山 


色香あらそう夜桜や 


うかれうかれて 


粋も不粋も物がたい 


二本ざしでも柔らこう 


祇園豆腐の二軒茶屋 


みそぎぞ夏は うち連れて 


川原につどう夕涼み 


よいよいよいよいよいやさ



真葛が原にそよそよと 


秋ぞ色ます華頂山 


時雨をいとう唐傘に濡れて


紅葉の長楽寺 


想いぞ積もる円山に 


今朝も来て見る雪見酒 


エエ 


そして櫓のさしむかい 


よいよいよいよいよいやさ
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