誠につもる白雪かな
ー函館五稜郭ー


総「はぁ〜...」


新「何ため息なんかついてんだよ。」


総「私も戦場に行きたいですよ〜...こんなところで座ってるのはしょうに合わないんだよなぁ〜...」


左「しかたねぇじゃねーか!今実質新撰組の局長なんだからさっ!俺が代わりに戦場いって来てやるから!はっはっは!」


沖田は盛大なため息をついた。


総「そ・れ・に‼洋装はどうもしっくりこない‼苦しいんですよね〜...ボタンだってとめにくいし...」


平「確かに‼」


見渡せば皆洋装をして髷は切り落とし短髪になっていた。


総「袴がいいよー.,」


襟元のスカーフを引っ張りながらソファに寝そべった。


総「はぁ〜...髪もバサバサして気に入らないし‼」



何を隠そう土方により全員強制的に洋装、短髪になったのだ。


平「形からはいるとかなんとか言ってたよな...」


総「やりたいなら自分だけやりゃいいものを‼」


新「まぁそう言うな‼なかなか似合ってるぞ?」


総「棒)アリガトゴザイマス。」


左「はは....;」


総「軍議とか難しい話は苦手だし。斎藤さん変わってくださ...斎「断る。」


総「即答ですか...」


斎「俺は戦に向いている。座っているなど耐えられん。」


総「はぁ〜...」


なれないブーツをブラブラしていると隊士が入ってきた。



隊「沖田様‼報告します‼敵はほぼ壊滅‼見方の大勝利です‼」


総「よくやった‼もう少しですね。蟻の子一匹逃がさず叩き潰して来なさい‼」



左「っしゃぁぁっ!俺らもやりにいきますか‼」


新「暫く戦もなさそうだしな‼」


斎「俺も行く。」


平「みんなでれっつごおだな!」


新「お前それ覚えたてだろ?」


騒ぐ皆を引き連れていってくると斎藤達が出て行った。


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