サボり魔の私と吸血鬼のキミ!?
魔界の魔王の、娘……?
人間じゃないの?
「違う!私は人間だよ!そんなんじゃない!」
「いいえ。違います。あなたは人間なんかじゃない。この世界で一番強い怪物の娘だ。」
や……だ……、やだやだやだやだやだやだ!!
「ただで、私のものに、とは言いません。どうです、夜月シュンくんをかけてみたら。」
「あんた!夜月に何したっ!!」
「まだなにもしてませんよ?まだ、ね。」
どうですか?と粘着質な笑みを向けられる。
こんな、やつと。
イヤだけど、夜月が……!
「……ーーーー。」
「そうですか。分かりました。」