ずっとそばにいたのに.......
こいつ、やっぱりなんか企んでる........

稜とのことなら、もう答えが出てるって知ってるはずなのに、今更、何がしたい訳?

友哉の企みに無駄にドキドキしながら、とりあえず二階に上がった。



友哉が大人になってからは、今までにも何回か、こうして皆で飲んだことがあった。

飲み始めると稜は普段と変わらない様子で、友哉の天然じみた話に、激しくツッコミを入れている。

ビールを飲みながらその様子を見ているのはとても楽しくて、ドキドキも少しずつ薄れていく。

幼なじみ同士だからこその、どこか懐かしい、リラックスする、ホッとする........

言葉では上手く言い表せないような、そんな不思議な温かい空気が流れ始める。
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