【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
俺達はたまたま、絡まれてる女を見つけた。


初めは通りすぎようとしたけど、明らかに嫌がっていた。


だから俺達は男どもを追い払い、倒れている女に俺は手を伸ばした。


その女の顔を見たとき………夢だと思った。


ずっと探してたやつがいたんだから。


すぐに俺は美怜を抱き締めた。


懐かしい声…懐かしい顔、細い体も温もりも。


俺は美怜を確かめるようにきつくきつく抱き締めた。
< 204 / 440 >

この作品をシェア

pagetop