【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「おい。大丈夫か?…見たところ俺と同じ学校の制服っぽいけど。」


しゃがみこんでる女に聞いてみた。


女はゆっくり顔をあげた。


よくみたら…


「は?雨宮美怜?…んだよ。お前か。」


俺はあからさまに嫌な顔をした。


「私で悪かったわね。私だって分かったんだったらもう行けば?」


雨宮美怜は前とは違う態度で話してきた。


こいつ…やっぱり。



「……お前、やっぱ猫被りだったか」


前に俺が思ってたことを言ってみた


「っ……そうよ。だから何?

言いたきゃ言えばいい。

…猫被りだったとしてもあんたに関係ない。」


図星をつかれたようで雨宮美怜は顔を歪めた。

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