【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「龍平っ……‼」


そう。彼は龍平のこと。


私は龍平に電話をしたのだ。


「美怜‼」


私が走って行くと龍平は抱きしめてくれた。


「ふぇ…龍平…っく…うぅ…」


私が何も話せずにいたら、


「とにかく、俺たちの倉庫行くか。

…っち…あいつら…」


そう言って龍平は私の肩を抱いてバイクに向かって歩き出した。


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