【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
そして俺等はバイクで黒龍の倉庫に向かった。


黒龍の倉庫に着くと、下の奴らに幹部室へ通された。


「来たか。お前達が何を聞きに来たのかは見当がつく。

まぁ、座れ。」


そう言ってそれぞれ座り、俺は龍平の前のソファーに座った。


「あの日、美怜は何でお前に電話をした?」


すると、龍平が顔を顰め


「お前…美亜乃と付き合ってたらしいな。」


何でそれを?
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