【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
二人は総長席…蓮が座っている目の前の席に座った。


「なぁ、咲歩。俺のこと好きか?」


蓮が咲歩さんを向いて話す。ここからは咲歩さんと蓮の話が続いた。


「えっ?!どうしたのっ//蓮司がそんなこと言うなんて!

す、好きだよ?!//私…ずっと蓮司のこと好きだったし!!」


「そうか…お前は狼王の姫になりたいか?」


「な、なれるの?!蓮司も…私のこと好きなんだっ…//

嬉しい!!私、姫になりたい!!」


身を乗り出した咲歩さん。


「「「「ぷっ…ククッ」」」」」


周りが抑える様に笑い出した。


「誰も…咲歩を姫にするなんて蓮言ってないよ…ククッ」


慧人がバカにした様に言う。


「好きとも言ってねぇしな」


はるも笑っていた。


「この女自意識過剰だろ?!」


藍都も笑っていた。

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