【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
私は立ち上がり、


「ごめん!家に行ってくる!!待ってて?!」


「おい!美怜!!」


誰かが呼んでた気がしたけど構わず家に向かって走った。


あの段ボール…何処にやったっけ…。


マンションにつき、自分の部屋に行く。


クローゼットの奥にある段ボールを引き擦り出した。


……あった!!


そして段ボールの中から美亜ちゃんがくれた箱を探す。


お願いあって…これだ!


木箱で可愛いデザインの箱を見つけた。


これだ…私はそれを持ってエレベーターに乗りマンションを出た。


すると目の前にバイクが止まっていた。


…あれ…もしかして


「蓮!!」
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