【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「美怜。」


初めて名前で片桐蓮司に呼ばれた。


だから私は笑顔で、


「何ですか?」


そう答えた。


「まず、その猫被りもうやめろ。普通に話せ。」


片桐蓮司が私を見つめながら言うので、面倒くさくなり猫被りをやめた。


「………はぁ。

…なんでまた急に?皆の言う通り、この前まで嫌ってたくせになんで?

仲間になれ?笑わせないで。

私は…仲間なんていらない。必要ないの。」


そういった私に、猫被りじゃなくなった私をみんなは驚いた顔をして見ていた。

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