【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「お前が……お前の目が…助け求めてた気がした。」


意味のわからないことを呟いてきた片桐蓮司。


「…っ…そんなこと、私は思ってない!!…やめてよ。」


私は片桐蓮司を睨みながら言った。


「いい加減にしろよ?蓮司。

…その女は誰とでも寝るような女だぞ?

俺らが一番嫌いなやつじゃねぇか。

外見しか見てない、そこら辺の女と一緒なんだよ!」


叫ぶように慧人くんが言った。


「見損なった。蓮。」


静かに口を開いた陽斗くん。


「そうよ!この女、人のことなんて何にも考えないような女だよ?!」


私を睨むようにして言う莉央ちゃん。


「雨宮美怜はいろんな男と遊んで、毎日気楽に生きてるようなやつだぞ?

そんなやつ、俺等の族の仲間にできるかよ。

下の奴等だって許すわけがねぇ。」


片桐蓮司をまっすぐ見て言う葉佑くん。

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