【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
いつの間にか……私は泣いていた。


泣きたくなんか…なかったのに。


「噂にだって…ほんとは耐えられない。

…でも私が撒いた種だから…

どうすることもできない…自業自得よね。

バカみたいなこと思って……毎日耐えてきた。

温もりが欲しくて、男の家に泊まった。

でも"彼"意外、寝たくなんかない。

だから、誰とも寝たことなんてなかった。

一人でいると昔のこと思い出して……怖いから。

誰かに頼るしかなかったの!

でも、私にはそういう、友達なんかいない。

だから、私の外見だけしか見てない男たちは簡単に寄ってくる。

私はそれを利用したの。

あんたたちが言うように、最悪な女なの。

天使の皮を被った悪魔なのよ!!!」
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