【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
涙が止まらなかった。


こんなにも、温かい言葉をかけられたのは初めてだったから。


こんなにも、私のことを考えてくれる人は初めてだったから。


その時


「……ごめん…ごめん美怜!!……俺最低だ。

何も知らずに…………本当にごめん。」


陽斗くんが、頭を下げて謝ってきた。


「俺もだ………噂だけで決めつけるなんて最低だよな。…ごめん美怜」


後につづいて葉佑くんも謝ってきた。


「僕も……いらないと、言ってごめん。

前にもこんなことがあったから、敏感になってて。

こんなの言い訳だよね。

ごめんなさい!」


慧人くんも本当に申し訳なさそうに謝ってきた。
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