【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
確か神田組は…裏ではとても危ないことをしてるってひろくんが教えてくれた。


私は何かを感じ取った。


「君なら…分かるよね?

今すぐ藤田組を離れてくれないかい?

そしたら藤田組には手を出さないって約束するよ?

そして僕たちの所に来るんだよ」


ニヤッと気持ち悪い笑顔を私に向ける。


「わかった。」


そう返事した。
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