【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~
「ねぇ。私一人暮らしがしたいの。

逃げるつもりなんかないよ?

だめかな?」


お願いっ……


「いいよ。美怜のお願いだから仕方ないね。

ただし、僕が決めた場所に住んで貰うよ。

君はいつでも僕の手の中だからね。

期間は高校を卒業するまでだよ」


少し…心が軽くなった気がした。


やった。これでここから出られる。


そして、私はマンションへ住むことになったんだ。
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