ヘビロテ躁鬱女
 主婦連中があまり好きではない、関田店長の不倫が発覚してしまったらと思うと……


怖すぎて想像出来ない――やっぱり絶対に秘密にしないとね。


無関心を装い、掃除の方に力を注ぐ事にした。


テーブルを一つづつ、熱心に拭く。埃一つを消していく度に、なにも考えず集中できた。


――清掃って良いわよね。真剣にやれば、やるほど、嫌な事を忘れられる……。


よしっ! もう少しで全テーブルが拭き終わるぞ。


「狂子さぁーんっ! 聞いてくださいよぉ!」


いつの間にか側に愛子が立っていた。
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