ヘビロテ躁鬱女
 昨日は、という言葉に店長は照れが浮かんだ。


「早番の件ありがとうな、愛子さんから聞いたよ。急で悪かったな。

そっちへ行かなかったか? 狂子に教えて貰うと言っていたが」


「愛子さんは、これからレジに立つことになるんですか? 指南していると聞きましたが」


私はキツイ眼をした。


「ほら体調が悪そうだろ? 動き回る場所より、こっちの方が良いかと思ってな」


妊娠のせい? 随分待遇がいいんだ。こんなことじゃ、きっと料理長にばれるのも早いだろう。


「私は仕事をしてくれれば何も言いません。今だって、どこにいるのか分からないし……

プライベートと仕事をきっちり分けるように、愛子さんに言って貰えませんか?」


店長への台詞でもあるけどね。
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