ヘビロテ躁鬱女
愛子はボールペンを私に投げつけた。


「私、店長に説教されたんだけど? それで面談長くなちゃった。1対1の初面談がこれなんて私びっくりぃー」


「痛いじゃない!!!! ちくりって、なんのこと?」


そう切り出して、思い出した。


店長にプライベートと仕事はキッチリ分けるように言って欲しいと忠告した事――その話?


「私ぃー狂子さんを信用して店長の話をしたのよ? 酷いわね? 影でそんなふうに言っているなんて」


「店長は、なんて言ったの? そんな感じで貴方に言われる筋合いはないわ」


「は!?」


愛子は今度はペン立てごと掴み、私に放り投げた。ペンと一緒に入っていたハサミが、私の腕に切り傷を作った。


「いたっ……」
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