ヘビロテ躁鬱女
 一瞬のように駅に着く。だいぶ夜が更けていた。それでも人が、ちらほらと歩いている。


私達は邪魔にならないように、隅っこに立っていた。


空には寂しそうに放つ、星の光が点々と輝いていた。


もう少し距離があったら良かったのに……


考える時間が欲しい。


「答えないのが、答え? ……決心がついたよ。付き合っているんだよね?

普段お堅い狂子さんが、二人で飲みに行くなんてやっぱりおかしいよ」


「……決心って?」
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