【完】結婚からはじまる恋《2》
「俺も奥様に同行します…」



「…ありがとうございます・・・」




「…報酬は頂きますよ」



「報酬って?」


「俺の希望する報酬は…奥様の身体です」



「私の身体って・・・ゆ、優也さん」

「…社長はタイだし・・・奥様と俺の秘密にすればバレませんよ」



「バレないとかの問題ではありません!私は…頼以外の男性と…」




「じゃあ~一人で行ってください」



優也さんはソファに背中を預けてふんぞり返った。




「わかりました!一人で行きます!!」



優也さんを頼った私が馬鹿だったーーー・・・



私はタクシーを捕まえて、銀座に向かった。


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