【完】春紫苑




次に私は動けずにいる三人に




「何でそんなとこで座ってんの?自分の席に座りなさいよ。はい、そこの二人もさっさと座る座る」




急かすように声をかけた。


すると三人は目を見開き、慌てて自分の席に戻った。



それを確認した私は





「先生、お話をどーぞっ」






笑顔を作り、それを平田へむけた。











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