【完】春紫苑
将光を取り合えず座らせよう。
そう思って通路にあったソファに座らせた。
その横に、駿も座る。
何故か、二人の位置は端と端。
私のために間を空けたのか、それとも別の理由があるのか。
でも、そんなこと考えるよりも
俯き何かにジッと耐えているような将光を救うことが先決だ。
「将光、私なにか飲み物買ってくるよ。何か飲みたいのあるかな?」
「……」
応答なし、か。
「なら、適当に買ってくるね」