止まない雨は無い。ーハッピーエンドのその先ー
「あとで、カフェにお昼食べに来てね!」
りんさんと純さんは、カフェに向かった。
とりあえず、部屋の掃除やら洗濯をした。
洗濯を干している時に、
小さい猫が迷い込んできた。
にゃー。
どうやら、人懐こい猫のようだ。
可愛いけど、模様が残念だった。
真っ白なんだけど、鼻の下に黒子のような模様があって…笑える。
「お前…
迷い込んだの?」
にゃー
猫を抱き上げ、部屋に連れて行った。
毛並みも、綺麗にしてるし…
首輪には、ナツと書いてあった。
そして、ミルクをお皿に出し
ナツにあげた。
にゃにゃ…
美味しそうに飲んだ。
飲み終わると、外へと出て行ってしまった。
「あー…帰っちゃった。」
私は、寂しいと思ったが…
また来てくれると良いなと思う事した。
外の草を取っていると、
お昼を知らせるチャイムが鳴る。
今まは、カフェが忙しいから…少し落ち着いたら行こうと、もう少し草を取ってから向かう事にした。