止まない雨は無い。ーハッピーエンドのその先ー

「今日は、居ねぇけど…

篠原 智明(シノハラ チアキ)っていう奴が居る。

まぁ、やる気があんましねぇんだよな。

会社にリストラされて、とりあえずここで働いていやがる。」



純さんは、嫌そうな顔をしながら言う。




「確かに。」


りんさんも、頷く。



「智明さんは、遅刻も結構してるし。」



大輔君も、嫌いらしい。



「まぁでもさ、


愛想も良いし…

料理の補助も出来るしね!


助かってるには、助かってるのよね。」




りんさんを言う事に、みんな頷いている。


話に、入れない私はとりあえず


「そうなんですかー。」



「おっと、


加奈の紹介しなきゃな!」



私の肩を叩く純さん。



「私…自分で言います!!」




心配そうに見る…純さんとりんさん。


私は、笑顔で頷く。



「私は、桜木 加奈です!

色々ありまして…

りんさんと純さんのお世話になっています!

久しぶりに、働くので…

お手柔らかにお願いします!」




みんな、笑顔でよろしくと言ってくれた。



まぁ、大輔君を除いて。



楽しく働けそうだ!!







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