ずっと好きだと言えなかった
朝のことから一度も千葉君と話しない。
というよりわたしが避けているだけ。
これじゃあ彼女達たちの思う壺。それが分かってるのに避けて自ら壺に嵌まる。
それでも、いい。
いつも一人のわたしを哀れんでるだけなんだから。
これ以上惨めにさせないで―――――…
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