予言と未来
「16」
「え。」
ライネスの答えに愕然と したのは、愛光だけではなかった。
「……歳下……?」
ウィンも、口を ぽかんと開けた。
「うわぁ……ほんとに おっさん臭い、だ。」
思わず呟いたレイムの頭を、ライネスは はたいた。
「因みに皆、何歳なの? 私は17」
「私は18です。」
「あたしも17」
「僕は14」
「うち15」
「……結構 歳 近かったんだね。」
意外な事実に、愛光は苦笑いする事しか出来なかった。
その夜、結局、愛光、リホ、レイムの3人がベッドで寝て、リーがソファー、ウィン、ライネス、リーヤが床に毛布を敷いて寝た。