ずっと君が好き。
あたしがこいつ、森也 彼方を好きになったのは高校1年の時。
その時はいつも通り、友達と廊下を歩いていたはず……だった。
「ちょっとそこ、どいてーっ!」
誰かの大きな声に驚いて、後を振り返った瞬間。
「ぎゃああああ!?」
なんと…バスケットボールがあたしの顔面直撃。
…ここさ、一応廊下なんだけどね?
「ごめん、だいじょぶ?」
「…う…うん…」
頭、混乱中ですけど。
「…ごめんね、えと…稚香くん」
その人は、あたしが落としたノートに書いてある、名前を見ていった。