本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜
毎日、毎日頑張ってみるけれどやっぱりそれが見えることはなくて



真っ暗闇の中で痛みや膨れ上がった痣に触れることで自分がそこにちゃんと存在してるってわかるから。





ねえ、どうして私はあの月の明かりも星のきらめきも見ることができないんだろう。




夜が怖いのはいつになったら終わるのかな。




「・・・そんなに彼がいいの?」




「先輩、私の話聞いてくれますか?」
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