本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜
夜盲症。普段は支障がないこの病気は夜になると視界が悪くなる。私の場合、よほど明るくないと見えない。



流星群は見えるのかもしれなかったけどとにかく、星や月の明かり、夜空。そんな単語だけでかなり動揺はしていた。



「俺、藍原の目になるよ。暗闇から救い出したい。星のきらめきも月の明かりも俺が感じたように説明する。夜が怖いならそばにいる。それと・・・後ろ向いて」


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