本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜
夜、8時。ようやく仕事に目処がついた。私の仕事はインターネットの工事発注。


今日の残業は明日の発注ミスがあってその確認作業。




こんなミス覚えがない。でも担当者は私になっていた。


先輩はミスを責めることはなかったけれど今日の残業は私のせい。そのせいで先輩まで付き合わせてしまった。




「主査、私のミスだったのに付き合わせてすいませんでした」




「藍原に主査なんて言われたら変な感じ。いいよ、いつもみたいに先輩で」
< 16 / 470 >

この作品をシェア

pagetop