本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜
悪魔との対決

キタナイ欲望と穢された身体

森下さんとの待ち合わせはここから2駅離れた繁華街の駅。


私も急いで電車に乗ろうと駅まで歩いた。ふと目の前には先輩。


電車で帰るってことは課長と飲んでたのかな?声を掛けたい。でも、何を話していいのかわからない。



本当に思いが通じ合えたのが嘘のように片想いがずっとずっと続いてる気がする。



背中を見つめるだけでこんなに切なくて触れたくて仕方ない。



早く森下さんの話を聞く。そして説得して絶対また先輩の隣に立ちたい。だから今日は背中を見つめるだけ。
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