本当の初恋!?

貪欲で貧欲。

「卒業式、入学式」




そして、すぐに 卒業式を 迎えた。


なぜか その日は 前は会ってただけで、かなり嬉しかったのに

会っても、「あ、紫音くんだ。」の程度で そこまで 嬉しくもなかった。


卒業式は 3時間半くらいで 終了。告白しようとか 思ってた気持ちが
ものすごく 弱まってるような 気がした。

自分の中の気持ちは まさに中途半端。

そして 中学校の入学式が来た。

もちろん、紫音くんもいる。

組は 違ったけど、クラスの並び順では意外と近くのところに 座ってた。

話は 過去に戻る。。。

きほが 2年前に好きだった、スヌーピー。

あ、キャラクターのスヌーピーじゃなくて、きほが 見かけで勝手に決めつけた 「あつし」っていう名前の 男の人ね。

2年前 、「スヌーピー 黙れ」とか 言ったり、相手が「お前はヤンキーやろ」とか そんな馬鹿な会話してる時に、徐々に 好きになってた。


それなのに、気づくのが遅かった。スヌーピーが小学校を 卒業した後にその気持ちに 気づいた。

でも、そのときは きほが卒業して 中学生になれば、また 会えるって 
プラス思考な 考えだった。

でも それから 一年ちょっとくらい 経った頃、紫音君の事が気になりかけて、

本当の ドキドキが わかったり、見てるだけで嬉しいとかおもったり、そんな経験してるうちに、スヌーピーより 紫音くんのことが好きになってて。

そんな 近くの存在にいる人、紫音君をすきになって、一年半。それが 今。

実際 今の現状は 「中途半端な気持ち。」って ところなんだろう。

きっと、この変な 貪欲だけど、貧欲な気持ちは 多分誰にも わかんないと思う。まさに
「私の気持ちなんて、あなたがわかるわけがないじゃないの!!」みたいな 名台詞と一致してた。

余裕があれば、「んー、もう 冷めた。」とか、適当なこと言って、
焦りがでると「本当は まだ好きかも」とか 言ってた自分は ただの馬鹿。
そうとしか 思い用がない。


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