社内人気No.1のアイツに不意打ちで愛されています。



「っクソ!何でこんなタチの悪い男がモテるんだよ!!」

「見た目じゃない?それと女は少し悪い男が好き、ってね」

「あーもう!納得いかねぇ!!」

「優しいだけじゃダメなんだってこと。いつも“いい友達”で終わっちゃう拓真クン」



そんな長瀬をからかうように笑い、俺は空になった缶をゴミ箱へぽいっと投げ捨て休憩室を後にした。



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