社内人気No.1のアイツに不意打ちで愛されています。
「ちょっと、どういうこと?」
「何が?」
「あのメールよ。『もう終わりにしよう』って一文で、電話も出てくれないで…」
「どういうこと、も…そのままの意味だけど?」
笑顔のまま言う俺に、彼女は怒っているようにまたカツカツと詰め寄る。
「どうして?確かに私と昴は恋人じゃなかったけど…でも互いに満足してたじゃない!昴だって、『愛してる』って言ったじゃない!!」
「……」