そのキスの代償は…(Berry’s版)【完】
しばらくそうやって静かに体を横たえると、
下腹部の痛みは消えてくれた。

ほっと息を吐いて、私は背もたれを起こすと車を走らせる。


今日もやることはたくさんある。
いつまでもこんなところでとどまっているわけにはいかない。

私自身も…

私の気持ちも…

私の心も…










それでもあの人の面影は、なかなか消えてはくれなかった。



「泥棒ネコ」【END】
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