君の冷たい手と
それだけで頭良いって…、
「松本君、頭悪いね」
「知ってるから、大丈夫ー」
「へぇ、意外と自覚あるんだ」
「これでも、学年176位だし!」
彼は得意そうに胸を張る。
おい、そこは威張るとこじゃない。学年全員で約200人だから、相当のお馬鹿さんだよ、君。
「そういや、五十嵐さんは何位?」
あ、それ聞いちゃう?実はあんまり頭良くないんだよ。
「えっーと、120ぐらいだったかな」
嘘をつく勇気は無くて、正直に言ってしまった。
< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:8

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

【短】片思ゐ。
莉恵*/著

総文字数/1,539

恋愛(実話)7ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
一目惚れしたのは 大勢に囲まれて笑ってる 人気者の委員長でした… ***** 山名 樹 【Yamana Itsuki】 × 田淵 莉恵 【Tabuchi Rie】 ***** あなたに近づくには 不釣り合いな私。 見ているだけの恋…ー。 この話はノンフィクションです

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop