悪魔の彼
綺麗な若い女の人が立っていた。
「あら、イアお前無事だったのかい心配したんだよ」
変だ
一人暮らしじゃなかったんだろうか
私は小声でイアに尋ねた
「ねぇこの綺麗な人誰?」
「綺麗なんてありがとう
イアの祖母のフランテよ。あなたは?」
答えたのはイアじゃなかった。私は唖然とした
二十代にしか見えないこの人が……
イアのおばあさん…
信じられない現実が頭のなかをクルクルまわる
.
メニュー