大切なもの



「そうやな。俺が、トモじゃないから…



お前の彼氏ちゃうから言えんのやろ?」



「え?」


尾盛くんは、ははっと悲しそうな笑みを浮かべた。



「俺が…お前の彼氏やったら。ええのに」



< 164 / 242 >

この作品をシェア

pagetop