大切なもの


トモと、会える。



学校をさぼって。



なんだからデートの待ち合わせみたい。



なんてね。



やっぱり、あたしにはトモが必要なんだな。



「トモ…大好き」



あたしはスマホを胸に抱いた。


< 221 / 242 >

この作品をシェア

pagetop