素敵な上司とキュートな部下
「二人で色を合わせたの?」
4人掛けのソファーに全員が座ると、すぐに志穂がそう言った。ニコニコしながら。
「色って?」
「Tシャツの色よ。お揃いではなさそうだけど……」
加奈子は慌てて自分のTシャツと大輔のそれに目を走らせた。実は二人とも同じ黒のTシャツを着ている事に、今気が付いた加奈子だった。
「ち、違うわよ。偶然よ。ねえ?」
「は、はい。偶然です」
「そう? 大輔君の黒は珍しくないけど、加奈子にしては珍しくない?」
「そ、そうかなあ」
「珍しいと言えば、そのパンツ。いくら暑いからって、ちょっとね……」
「だって、外は本当に暑いのよ? 来る時だって、こんな恰好をした若い子がいっぱいいたんだから……。あ、私は若くないから、やっぱり変かな……」
加奈子がしょげて言ったら、
『そんな事ない!』
3人が同時にそう叫んだ。
「ごめん。そういう意味で言ったんじゃなくて、大輔君が目のやり場に困ってるなあ、と思ってさ」
「え?」
加奈子が横に座る大輔に目をやると、
「そ、そんな事は……」
と言いながらも、大輔は顔を赤く染めていた。
「祐樹もね?」
「や、お、俺は別に……」
急に志穂から振られ、慌てる祐樹であったが……
「おまえ、あんまり見んなよな」
大輔が、怒ったような声でそう言った。
4人掛けのソファーに全員が座ると、すぐに志穂がそう言った。ニコニコしながら。
「色って?」
「Tシャツの色よ。お揃いではなさそうだけど……」
加奈子は慌てて自分のTシャツと大輔のそれに目を走らせた。実は二人とも同じ黒のTシャツを着ている事に、今気が付いた加奈子だった。
「ち、違うわよ。偶然よ。ねえ?」
「は、はい。偶然です」
「そう? 大輔君の黒は珍しくないけど、加奈子にしては珍しくない?」
「そ、そうかなあ」
「珍しいと言えば、そのパンツ。いくら暑いからって、ちょっとね……」
「だって、外は本当に暑いのよ? 来る時だって、こんな恰好をした若い子がいっぱいいたんだから……。あ、私は若くないから、やっぱり変かな……」
加奈子がしょげて言ったら、
『そんな事ない!』
3人が同時にそう叫んだ。
「ごめん。そういう意味で言ったんじゃなくて、大輔君が目のやり場に困ってるなあ、と思ってさ」
「え?」
加奈子が横に座る大輔に目をやると、
「そ、そんな事は……」
と言いながらも、大輔は顔を赤く染めていた。
「祐樹もね?」
「や、お、俺は別に……」
急に志穂から振られ、慌てる祐樹であったが……
「おまえ、あんまり見んなよな」
大輔が、怒ったような声でそう言った。