サイテー男に恋をした。

今日は、
音楽祭の練習。
正直だりぃ。
でも、優奈が伴奏だから気合い入るな。

『あっ、』

優奈っ。

『おーぃ。間違えんぢゃねぇーよ。』

『歌えないぢゃんねぇ?』

俺の優奈に、
何か言うんじゃねーよ。
お前ら、弾けねーんだろ?
間違えたのは、しょうがないじゃん。
勘弁してやれよ。

『ご、ごめんねっ。明日までには、なんとかするからっ。』

優奈…
涙目だ。俺、お前に何してやれる?
放課後、優奈に元気あげにいこう。
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