永遠の幸せを
「待ちなさいよ!!」



「…何だ?」



「何だはないでしょ!!貴方だって私が桐生議員の娘だから近づいたんでしょ?」



諏訪部さんだって他の男と同じで…私の父の・・・



「…別に…そうじゃない」



「えっ?」


私は彼の返しにキョトンとした。




「そんな風に父親を盾にするんなら、仕事の上でも本名を名乗ったらどうだ?」



「貴方は…?」


諏訪部さんは私が本名を隠して仕事をしているコトを知っている。



「貴方…医者なの?どこの病院!!?」


「…俺に興味があるなら探してみなっ。ソーマ薬品製薬営業部…MR藤ヶ谷美紅さん」


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